中国山口駅伝の前日の話  第二話

いつものように山口県の某青柳旅館にて

玄関先のソファーに男は座っていた

男は 葉巻に火をつけるように
お灸に火をつけていた

おばさん 「く くっさーいぃ」

男 「どうしたんだーい??」

おばさん 「なんのにおいだ?」

男 「知らん・・・」

おばさん 「この中にひとり お灸をしてるやつがいる」

おばさん 「おまえか?」

男 「いや ちがいます」

おばさん 「じゃぁ 好きなスポーツを順番にいってみろ」

男 「やきゅう」

男 「たっきゅう」

男 「おきゅうっ」

おばさん 「お灸? おまえだーーーーーーー」

男 「先輩 つまんうぃーーーっす」

ザキ眼鏡 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



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