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真面目に・・・ 投稿者:U-BOAT
投稿日:2003/11/06(Thu) 23:30 No.92

最近とあるところから、アスラという雑誌のバックナンバーをGETしまして、特集記事が「足が突然速くなる」というものでした。 題名とは裏腹に、内容は一言でいえば「なんば」ですね。 「なんば」はすえつぐがメダルを獲って以来ある種のトレンドを生み出しましたが、このアスラは2002年の3月号で、まだ「なんば」が陽の目を見る前の記事なのです。 つまり高野先生が目をつけたのとほぼ同時期くらいかあるいはその前にこんな記事が世間でも流通していたんです。驚きです。 という前置きを踏まえて、肝心な内容ですが、この記事では「なんば」より馬の歩行スタイル「常歩:なみあし」という走り方を主眼にいわゆる「蹴る」走りとの比較から始まっています。 要約すると、「蹴る」走りは身体の真ん中(ヘソ〜鼻をつなぐライン)を中心に、左右の足と手を交互にねじりながら走るいわゆる「1軸」の走りなんです。1軸の走りはねじりというパワーロスがあるばかりではなく、前方に着地して「蹴る」という接地はブレーキも大きいんですね。 それとは対照的に、「常歩」はすえつぐが実践している、いわゆる「フラット接地」。足首をそれほど曲げずに、重心の真下に接地して、足の前後の切り替え動作(ターンオーバー)で前方への推進力を得る。そして、1軸に即して身体をねじるのではなく、着地した片足の上に重心を乗せていくのが2軸の走りなんですね。この軸を左右の足に感じる2軸の走りが、いわゆる「なんば」です。 この2軸の走りは単にスプリント種目にのみ適用されるのではく、走るという動作全般につながることのようです。 記事によると高橋尚子はもちろん、ケニア選手のほとんどが2軸の意識をもってやっているそうです。 カンタンに書きましたが、理論的には納得できても実践は難しいです。記事には、2軸を意識するには?というヒントみたいなのがあって、そこでは、両手を太ももの前に置いて、手で太ももを真下に押しながら歩くということが書いてありました。 これを実践してみてもすぐにぴんとくるものではありません。 やはり、こうした動きのメカニズムの上に、腕振り、バランス、筋力、筋肉の使い方(とりわけ腸腰筋、深腹筋などのインナーマッスル)、身体感覚、リラックス法、イメージ、などなど実際に走る動作にはさまざまな要因が加わってくるから難しいのでしょう。 一朝一夕にできるものではありませんね、やっぱり。 でも、速く走るヒントには間違いないので、少しでも意識しながら試行錯誤していくことが必要でしょう。この2軸の走りは僕のこの冬のメインテーマです。もちろん駅伝後の話ですが。。 自分では、1年生の時に高野先生に教えてもらったやり方を一貫しているので、2軸の走りに近い動きはできているとおもうのですが、まだまだ実感が伴っていません。 個人的には上に書いた、大腿部を手で押すという動きよりも、自転車のペダルを漕いでいる感覚の方が2軸の感覚に近いのでは?と思うんですが、依然書いたように、これだと重力に反していませんし、腕振りや足の接地、もっと基本的なところでは足の動きそのものが走る動作とは違いますから・・・あくまで個人的な感想です。 こういうことを考えると改めて「走る」ということの難しさを痛感します。シンプルな動作ではあるんですが。これがなかなか・・・ 日記をみると肝臓と仕事が忙しそうですが、先輩の「陸上競技が好き」という信念にわずかでも火が入ればと想い、長々と書いてしまいました。。。 こちらは駅伝1ヶ月まえということで、僕はなんとかAの補欠に入りました。近年では補欠は補欠。でしたが、僕は最後までAで走ることを諦めずに、そしてAで走ってジンクスを打ち破れるよう精進するつもりです。 そして今週末、試走ですが昨年の先輩の背中の呪縛を打ち破れるような走りをしたいと思います!!!!


Re: 真面目に・・・ ざき
- 2003/11/07(Fri) 23:00 No.93

先輩の「陸上競技が好き」?? おれの場合は『走る』が好き。 あまり練習はできないけれど 現場で一日中歩いているので 力の伝わり方や脚の動きなど考えることができます。 今年入社一年目で新しい環境になりました。 それだけでも疲れることが多いので無理せず 余裕のあるときだけ走るようにしています。 ただ疲れていても、走って走ったときの疲れに置き換えれば またリフレッシュして元気になります。 駅伝。うらやましいな。 山口におれの残像はいるかな 成仏させてください。 ナンバか・・・・ キクSPは元気かな? ナンバか・・・ Pナンは元気かな?




はぎ考 投稿者:U-BOAT
投稿日:2003/11/19(Wed) 01:24 No.100

本日鍼の先生とアフリカンはぎの話をしていたら、いい話が聞けました。あふりかんはぎは、ファームや体型、骨格などの違いからヒフク筋がついていないのではなく、ヒフク筋のついている面積そのものが小さいらしいです。 小さなころからクロカン的な山野を走り回っているアフリカ人は、そのために足首がやわらかく、それによりアキレス腱が非常に長いらしいです。なので、その分下腿において、ヒフク筋の面積そのもののが小さいらしいんです。つまりそれが彼らがふくらしてない理由なのだと判明致しました!! 逆にいえば、彼らは腱走りしているということで、あのバネの源も納得です。。ああ〜羨ましい限りです。僕らの年になっても足首を軟らかくすれば腱走りに近づけるのでしょうか?


Re: はぎ考 ざき
- 2003/11/20(Thu) 00:15 No.101

・・・はぎ・・・。なんかいい響きだな。 山野を走って足首をやわらかくか。 半田山を駆け回って脚コギか。 まえ話題に出た『ナンバ』だけれど 朝日新聞の記事を少し読んだ。 >右手と右足を同時に前へ出す古武術の歩き方「なんば」を生かしたのも、そのひとつだ。 >相撲の押し、突きの練習である鉄砲がそうであるように、片方の腕と腰、脚を合わせて動かすとパワーが出やすい。実際の走行中は不可能だが、この感覚を身につければ、従来にない推進力が得られるという発想だ。 上の文章を読んで、体の使い方を漠然と考えてみた。 腕振りのときの意識でひくではなく、 前に振るときに意識をおいてみる。 二の腕のラインが体にそうとき、足に力が伝わるように 意識すると、その瞬間は半身の軸を使っているかな・・・? あ”””。 自分で書いていてよくわからんな。 また走りながら考えて見ます。 おもしろい書き込みありがとう。 また期待してますよ。


補足トリビア とんぼ
- 2003/11/21(Fri) 23:28 No.102

そういえば 農家の人もなんばです。 くわをもってほるときは 右手が前のときは右足が前、あー実際にやってみるとわかります。 小学校の時そう習いました。 学校にはたけがありましたから。 昔から力の出るフォームということがわかってたんですかね? 剣道もなんばですよね。


Re: はぎ考 U-BOAT
- 2003/11/22(Sat) 00:10 No.103

↓で言っていた「常歩」のHPです。僕がみたアスラの記事でもこの京大の教授が記事を書いていました。 参考までにどうぞ。 なんばなんばとメディアが持ち上げますが、実際はなんばの動きで走れるわけではないので、右手と右足を同時に出す、というだけでは本質を見逃してしまうでしょうね。 ちなみに今月のランナーズにもなんば特集がありました。 その中で、蹴った走りにならないためには足首を外旋させる、つまり外側に向ければいいみたいなことが書いてありました。 これは実際にやったらすぐに故障してしまうでしょうね。 どうやらこの足首を外側にむけるというのは、飛脚の走りからきているようです。当時、飛脚が履いていたのはもちろんわらじ。 らわじが脱げないように走るには、足首の方向をまっすぐではなく外側にするしかなかったんですね。 と、ランナーズはここまでかいてはいなかったんですが、正直僕にはこの足を(意識して)外旋させるとう動きが有効とは思えません。 むしろロスのほうが大きくなる気がします。 >腕振りのときの意識でひくではなく、 前に振るときに意識をおいてみる。 二の腕のラインが体にそうとき、足に力が伝わるように 意識すると、その瞬間は半身の軸を使っているかな・・・? まったくその通りだと思います。 僕も最近この動きを意識しながら長距離練習をしています。 スピードをあげてストライド気味で走るならある程度後ろにふるような腕振りにしないといけないような気がしますが、ピッチで押す場合はすごく有効なフォームだと思いますね。 半身に軸があり、それを交互に切り替えていく、それが「なんば的な」あくまで「的な」走りだと僕は今のところ解釈しています。 また訂正誤解発見などありましたら書き込みします。 ・・・明日は記録会なのでもうねます。 がむばってきます!!